お中元の日本の歴史について

日本のお中元は室町時代に公家の間で広まっていたのが、江戸時代になって庶民に馴染みがある慣習になったとされてます。この時代ではそうめんやうどんなどの乾麺が重宝されていて、商人たちも丁度決算期の時期でお得意先へ手拭いなどの粗品を配ったことも贈答品を贈ることが活性化されたと言われてます。中国の民族宗教からきている贈答時期と商品が配り物をする時期が重なったことで、この二つが混ざりあってお中元やお歳暮として庶民の贈答行事へと広まったようです。お中元の意味のお世話になった方への感謝を贈り物で表すことも、この時代に生まれたと言われてます。

今のように仕事関係やお世話になった方へ贈られるようになったのは、明治30年代になってからで百貨店などが売り上げが丁度落ちる夏の時期に大売り出しをしてから、お中元の贈答習慣が毎年夏に定着しました。百貨店の老舗だと昭和9年にはお中元の配達をした記録が社内報に残っていて、今のように冷凍便はなかったので缶詰や海苔、砂糖・そうめんなどが主だったようです。この時代で注目されていた品は赤ちゃん用の蚊帳・浴衣の反物などで、嗜好品よりも実用品が人気だったとわかります。昭和40年代だとテレビ・冷蔵庫・洗濯機が普及した時期で、一番人気があったのはビールです。

暑い季節の7月で贈答品のビールを自宅で飲むことはエアコンがまだ普及してなかったため、格別に美味しかったと言えます。明治時代からビールは贈られてましたが、この時はまだ高額で限られた人だけでした。

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