給湯器交換においては、どうせだったらエコを意識して選びたいものです。しかし、エコタイプというのは一般的には新しいモデルだから価格が高くなってしまうのではないかと少々心配になります。では実際に給湯器交換時にエコ給湯器を設置するというは賢い選択なのでしょうか。確かにどのタイプのエコ給湯器も、標準の基本モデルと比較すると価格設定が高めとなっているため、コスト高になってしまうのではないかと感じてしまいます。

しかし、このタイプの給湯器については、毎年国や一部の自治体から補助金が出る可能性があります。もちろん規定数に達するともうその補助金制度は利用できないのですが、他の補助金制度もきちんと調べて申請すれば、1万5千円から最大4万円前後の補助を受けることができるのです。設置してからも年間のコストが従来のタイプに比べて1万円程度節約になります。このため、従来のタイプと比べた場合の本体価格の差については数年で元が取れる計算になるはずです。

しかし初期費用を回収するには流石に15年以上かかってしまいますが、一般に考えられる給湯器の寿命が10年ほどなのでそれで計算してみるとランニングコストはトータルで10万円ほど節約できる計算になるのではないでしょうか。なんにしても給湯器交換においてエコ給湯器という環境に優しい製品を選んだということが何よりも価値のあることだと思います。一般的に環境を考慮するとコストは高くなりますからそれに比べたらまだ比較的費用がかからない方なのではないでしょうか。