給湯器交換を判断するポイント

適切なタイミングで給湯器交換を行なえば、火災予防にも効果的です。給湯器そのものが故障しているとはいえなくても、内部の一部や部品単体が経年劣化していることでトラブルが発生していることがあります。給湯器は使用している本人が気づかないうちにトラブルが発生していることが多いので要注意です。給湯器のトラブルは使用していない時間帯にチェックすることが可能です。

給湯器を使用しているとき、お湯が沸きますので、給湯器そのものも高温になっています。もっとも警戒しなければならないトラブルが火災です。火災が発生しているのならば給湯器交換は必ず行ないましょう。給湯器の火災は、小規模のうちは給湯器を使用中にだけ発生し、使用を停止すると火が収まっています。

給湯器の内部で発火しますので、小規模の段階では発見されにくく、建物火災にまで発展することがありませんので安心です。給湯器を確認したときに、排気口の周辺が黒く煤けていたら要注意です。発火したことが原因で黒く煤けるからです。小規模の発火で初期段階では黒く煤けるのも微量で分かりにくく、発火回数を重ねることで明確に黒く煤けているのが分かるようになります。

排気口が黒く煤けて、さらに高熱で溶けているのが分かるようになると、いつ建物火災に発展してもおかしくないレベルです。たとえ部分的で小さな箇所であったとしても、高熱で溶けたことがわかったら給湯器交換を迅速に行ないましょう。

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